かりんのコンポート&砂糖漬け
子どもたちが公園から帰ってくると、何やら甘い香りが・・・・。
子どもたちがもち帰ったのは
『かりん』でした。
豊作だったようで、かりんの実を袋いっぱいにもって帰ってきました。
部屋に置いて甘い香りを堪能した後、かりんのコンポートを作ることにしました。
かりんのコンポート&砂糖漬け
【材料】
・花梨(かりん)・・・好きなだけ
・砂糖(上白糖)・・・花梨の重さの1/3
・レモン汁・・・花梨1つにつき大さじ2~3
・水・・・適量
・グラニュー糖・・・適量
【コンポートの作り方】
1・花梨の皮をむいて種を取りのぞいて、暑さ2mmくらいに切ります。
かりんは実が硬いので、切るときは結構力がいりますよ~。
皮をむくときは皮むき器が便利です。
種子は取り除いて、茶こし袋に入れておきます。
2・切り終わったかりんとかぶるくらいの水を鍋に入れ、落し蓋をのせて強火にかけます。
このとき、種も一緒に煮込むと、とろみがつきます。
*かりんは独特の渋みがあるので、そのままでは食べられません。
切った後も、空気に触れると渋みが増してしまうので、塩水に30分ほど浸しておくことで渋みが抑えられます。
3・沸騰したらアクを取り除いて中火にし、砂糖(上白糖)をいれて混ぜます。
天然甘味料の羅漢果を使うと、かりんの色がでにくいようです。
そのため、グラニュー糖や白砂糖を使ってかりんのきれいな赤色を出します。
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4・汁気がなくなるくらいまで煮詰めたらコンポートの出来上がり。
汁は薄めてホットかりんや紅茶に入れるとおいしくいただけます。
【かりんの砂糖漬け】
1.先ほど出来上がったコンポート。
かりんの実だけをクッキングシートを敷いた天板に並べます。
2・予熱なしの140℃で20分焼きます。
3・焼けたら熱いうちにグラニュー糖をまぶします。
4・くっつかないように重ならないように冷まして完成。
かりんの豆知識
かりんの果肉は渋く石細胞が多く、固いため生食には適さず、砂糖漬け、コンポートリキュールなどに加工されます。
かりんの果実に含まれる成分は咳や淡などのどの炎症に効くとされ、のど飴に配合されることが多く、冬はホットカリンなどの飲料でも見かけます。
古くから民間療法でのどの炎症を抑える、咳止め、利尿作用。
中国では酔い覚まし、淡切り、下痢止めの効果があるとされ、薬用として利用されています。
まとめ
いかがでしたか?
子どもたちは出来上がったかりんの砂糖漬けを見て、「色がきれい!」と大喜び。
ヨーグルトにシロップと砂糖漬けをのせておいしくいただきました(o^―^o)
日ごろは使うことのないグラニュー糖ですが、こういう時だけ使わせてもらってます。
羅漢果も、粉状のものではなくシロップタイプだとかりんの色がでるみたいですよ!
自然食品で楽しみたい方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
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