Rhythm-Life

こどもといっしょのくらしかた

節分

叔母に

シュタイナー学校だと節分なんてやらないんでしょ?」

といわれました。

日本の教育とは違うことをしているからそう思うのかな?と私。

もちろんそんなことはなく、シュタイナー教育であっても日本の文化は子どもたちに伝えています。

 

昨日は節分の日でした。

幼稚園に通う息子は

「豆もらった~!!」

と嬉しそうに見せてくれました。

シュタイナー学校に通う娘も持ち帰って、2人で見せあいっこをしていました。

家ではだれが鬼をやる?みたいな話をしていましたが、結局鬼役は決めずに庭に向かって「鬼は~そと~」「福はうち~」と叫んでいました。

 

豆は「年の数」と姉に言われ、「なんでーー!!ずるいーー!!」と息子は怒っていましたが、結局は関係なく食べていましたね(^-^;

 

中国語劇

先日学校で、中国語の劇の発表がありました。

劇をするのは9年生。2学期には英語劇をやっていた記憶がまだ新しいのに・・・!!

 

英語劇であれば、多少の単語が分かるのでなんとなくわかるのですが、中国語となるとさっぱり!

いったいどんなものかと、見に行ってきました。

はじめは生徒が簡単なあらすじを説明し、さて行方は・・・!??

という感じでスタートしました。

 

舞台はもちろん中国。

古いお話のようで、言葉もちょっと古い言葉を使ったそうです。

衣装も生徒が準備したもので、文化の違いが感じられました。

そのストーリーは・・・・

 

さっぱりわかりませんでした・・・(´-∀-`;)

演技でなんとなく、こういうことかしら?くらいの理解。

時々、聴いたことがある言葉が出てきて、「あ!これは聞いたことがあるぞ💛」とうれしくなったり。

数字に関しては次女がよく中国語のかけ算などを口ずさんでいたので聞き取ることができました。

 

そして中国語がまたきれいな発音!

劇とはいえ会話をしているので、あぁ中国人が話してるなぁと耳で感じました。

 

今回は3年生から8年生までが観覧したようですが、子どもたちは知っている単語が出た!というような声も上がって、わかると楽しいもんなぁと共感してしまいました。

 

自分の知らない世界を見ることができて楽しい時間でした。

子どもの見守り方

年末に友人が子どもを出産しました。

そのせいか、小さい子どもによく目が行くようになりました。

 

つい先日、一人の男の人が荷物を持ちながら、じっと立っていました。

何をしているのだろう?

そう思って視線の先に目をやると、2歳くらいの子だろうか。

自分の行きたいところはこっちだ

と言わんばかりに一人でお店の方を歩いていた。

そして、子どもから少し離れたところで母親やらしき人がお父さん同様にじっと立っていました。

母親は「こっちだよ」といって子どもを誘導している様子。

私は、この夫婦は忍耐強いなと思いました。

自分で歩けるようになった子どもの意思を尊重しているのかは、わかりませんがご両親揃って道端で子どものがついてきてくれるのをずっと待っていました。

 

子育てをしたことのない今の親世代。

きっと子どもにどのように接したらいいのかわからないことだらけなのだと思います。

私自身も生まれたわが子を目の前に「こんな時はどうしたらいいのだろう?」と育児書を読みあさっていました。

 

保育勉強をしても、やはり子育ては違うもの。

というよりも、幼稚園、保育園で習うことは家庭では一致しないのです。

 

子育ては親育て・・・とは言いますが、私はいまいちわかりませんでした。

でも、私はシュタイナー教育に出会って、子どもに対する見方や声掛けの仕方が変わりました。

それは、シュタイナーの考える子どもの見方が、自分自身納得のいくものだったから。

子どもは、親に先生に従いたいという欲求。また、信頼しているからこその試し行為。

そんな風に子どものことを知っていたらイライラしない子育てができたかも・・・と思ったりしてしまいます(^-^;

 

すでに、長女、次女ともに小学生になりましたが、今自分にできる子どもへの声かけに耳を傾けていきたいです。

 

 

かりんのコンポート&砂糖漬け

子どもたちが公園から帰ってくると、何やら甘い香りが・・・・。

子どもたちがもち帰ったのは

『かりん』でした。

 

 

豊作だったようで、かりんの実を袋いっぱいにもって帰ってきました。

部屋に置いて甘い香りを堪能した後、かりんのコンポートを作ることにしました。

かりんのコンポート&砂糖漬け

【材料】
・花梨(かりん)・・・好きなだけ
・砂糖(上白糖)・・・花梨の重さの1/3
・レモン汁・・・花梨1つにつき大さじ2~3
・水・・・適量
・グラニュー糖・・・適量

【コンポートの作り方】

1・花梨の皮をむいて種を取りのぞいて、暑さ2mmくらいに切ります。
かりんは実が硬いので、切るときは結構力がいりますよ~。

皮をむくときは皮むき器が便利です。

種子は取り除いて、茶こし袋に入れておきます。

2・切り終わったかりんとかぶるくらいの水を鍋に入れ、落し蓋をのせて強火にかけます。

このとき、種も一緒に煮込むと、とろみがつきます。

*かりんは独特の渋みがあるので、そのままでは食べられません。
切った後も、空気に触れると渋みが増してしまうので、塩水に30分ほど浸しておくことで渋みが抑えられます。

3・沸騰したらアクを取り除いて中火にし、砂糖(上白糖)をいれて混ぜます。

天然甘味料の羅漢果を使うと、かりんの色がでにくいようです。

そのため、グラニュー糖や白砂糖を使ってかりんのきれいな赤色を出します。

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4・汁気がなくなるくらいまで煮詰めたらコンポートの出来上がり。


汁は薄めてホットかりんや紅茶に入れるとおいしくいただけます。

 

【かりんの砂糖漬け】

1.先ほど出来上がったコンポート。

かりんの実だけをクッキングシートを敷いた天板に並べます。

 

2・予熱なしの140℃で20分焼きます。

3・焼けたら熱いうちにグラニュー糖をまぶします。

4・くっつかないように重ならないように冷まして完成。

かりんの豆知識

かりんの果肉は渋く石細胞が多く、固いため生食には適さず、砂糖漬け、コンポートリキュールなどに加工されます。

かりんの果実に含まれる成分は咳や淡などのどの炎症に効くとされ、のど飴に配合されることが多く、冬はホットカリンなどの飲料でも見かけます。

古くから民間療法でのどの炎症を抑える、咳止め、利尿作用。

中国では酔い覚まし、淡切り、下痢止めの効果があるとされ、薬用として利用されています。

 

まとめ

いかがでしたか?

子どもたちは出来上がったかりんの砂糖漬けを見て、「色がきれい!」と大喜び。

ヨーグルトにシロップと砂糖漬けをのせておいしくいただきました(o^―^o)

 

日ごろは使うことのないグラニュー糖ですが、こういう時だけ使わせてもらってます。

羅漢果も、粉状のものではなくシロップタイプだとかりんの色がでるみたいですよ!

自然食品で楽しみたい方は、一度試してみてはいかがでしょうか。



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アメリカンアップルパイ

家に帰ると母が大きなアップルパイを焼いていました。

食べてみると、リンゴがたっぷりで実に食べ応えのあるアップルパイ!!

なんとリンゴを3コも使っているんです!

その美味しかったこと(⋈◍>◡<◍)。

早速レシピを教えてもらって私もつくってみました。

とても簡単で、子どもたちのお腹も大満足!

リンゴをふんだんに使ったアップルパイをぜひどうぞ!

*このアップルパイはマクロビレシピではなく砂糖をふんだんに使っています。

アップルパイ レシピ

材料(直径23cmのパイ皿1枚分)

A
薄力粉・・・115g
薄力粉・・・115g
*合わせてふるっておく

パイ生地

◆A・・・・・・・・100g
・・・・・・・・小さじ1/4
◆バター(ピーナッツバターでも)・・・・・・50g
◆水・・・・・・・・大さじ2

フィリング(詰め物)

◆リンゴ(あれば紅玉)・・3コ
◆グラニュー糖・・・・・・65g
◆A・・・・・・・・・・・25g
ナツメグ(粉末)・・・・小さじ1/4
シナモン(粉末)・・・・小さじ1/4
・・・・・・・・・・・少々

クランブル(そぼろ状のトッピング)

◆A・・・・・・・・・・100g
◆バター(食塩不使用)・50g
三温糖(砂糖でもOK)・50g

 

作る前にしておくこと

・Aを混ぜ合わせておく。
・クランブルに使うバターは、冷蔵庫から出してスプーンで切れる程度に柔らかくしておく。
・オーブンは200℃に温める。

 

作り方

.パイ生地を作る。
ボウルにAと塩をふるい入れ、バターを加える。

スプーンを使ってバターを細かく切りながら混ぜる。

バターが、小豆大~米粒大くらいになればOK。

水を加えて、練らずにスプーンで水けを全体に行き渡らせる。

指で押さえて生地を手早くひとつにまとめる。

.生地全体に薄く打ち粉(A少々)をする。

台の上にのせ、パイ皿の直径よりも一回り大きくなるまで麺棒でのばす。

綿棒で生地を巻き取り、ゆとりをもたせてパイ皿にのせる。

そこにすき間ができないように、指で生地を押さえて空気を抜く。

パイ皿からはみ出た生地を外側にクルクルと巻いて、縁にのせていく。内側から人差し指で押し、外側からつまんで波状にする。

.フィリングをつくる。
りんごは皮をむいて芯をとり、2~3cm厚さのくし形に切って塩水につける。

.大きめのボウルに、りんご以外のフィリングの材料を入れて混ぜ合わせる。

3の水けをきって加え、よくふるい合わせる。

2のパイ生地にたっぷりと詰める。焼くとかさが減るので、大きく盛り上がっていても安定していればよい。

.クランブルをつくる。
ボウルにクランブルの材料すべてを入れる。

スプーンを使ってバターを細かく切り、全体をそぼろ状にする。4の上に、りんごが見えなくなるようにまんべんなくかける。

.200℃に温めたオーブンで、約40分間焼く。

表面がきつね色になり、りんごの焼き汁が表面にグツグツと出てきたら焼き上がり!

 

 

まとめ

いままでは、市販のパイシートを購入して作ることの多かったアップルパイですが、今回は生地から作ったとあって、食べ応え抜群!!

バターの量もパイ生地と比べるとそんなに多くないので、とってもヘルシーです。

 

我が家の子どもたちは一緒に生地を伸ばしたり、りんごを切ったり・・・一緒に作って楽しかったようです。

なので、出来上がりも待ち遠しく、焼きあがると「いいにおーい💛」「早く食べたーい!!」とすぐにオーブンに集まってきました( ´艸`)

寒くなってきた時期に、心もあたたまるアップルパイをぜひどうぞ♪

 

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昆布巻きの意味とおせちレシピ

昆布巻きがおせちに入る意味

昆布は、「よろこぶ」との語呂合わせで、昔から縁起物としておせち料理やお正月の鏡飾りとして用いられてきました。

「養老昆布(よろこぶ)」とも書けることから、お祝いの意味の他にも不老長寿の願いが込められています。

また、昆布に「子生(こぶ)」という当て字をすることで、子孫繁栄の意味もあると言われています。

 

 

ニシンを巻くのはなぜ?

江戸時代の頃、厳しい冬の北海道ではニシンが貴重な食料で、食料や年貢などに用いていました。

恩恵の大きさから、「魚に非ず」と、漢字で鯡(にしん)と書き、「二親(にしん)の如し」と語呂あわせで命をつないでくれる両親にも例えられたという由来もあるそうです。

二親である両親からたくさんの子(数の子)が生まれることから、子宝成就や子孫繁栄の意味も込められています。

縁起物の昆布とニシンを合わせた昆布巻きは、両親の末永い健康を願うとともに、子宝に恵まれ、子孫が続いていきますようにというとても深い願いが込められているのです。

昆布でニシンを巻くのは、
•二親(両親)から子供が生まれるよう願う子孫繁栄
•二親(両親)の養老(不老長寿)を願う

という意味があるとされています。

さらに、ニシンの旬は秋から冬にかけての時期です。

採れたてで脂の乗ったニシンを干して、身欠きにしんにしたものを昆布巻きに使うことができます。

カルシウムやDHAなどの栄養も豊富なので、長寿を願って食べるのにもぴったりです。

春を告げる魚とも言われており、新しい一年を迎えるのにふさわしい魚です。

 

 

昆布巻き2種

大きな2種類のものをまいた昆布巻きをご紹介。

ニシンだけでなく、野菜をまいたものは彩りもきれいです。

材料

昆布(約18㎝×30㎝)・・・2枚
・ニンジン・・・1本
ごぼう・・・20㎝
・インゲン・・・3本
・ニシン(または生鮭など)・・・2切れ
かんぴょう・・・適量
・・・適量
だし汁・・・3カップ
しょうゆ・・・小さじ4
みりん・・・各1/2カップ
砂糖(お好みで)・・・適量

 

作り方

1. 昆布は水でもどす。

2. ニンジンは皮をむき、1㎝角、昆布の長さに合わせて切る。

ごぼうは皮をそげとり、水にさらしてアクを抜いて、1㎝角、長さは昆布に合わせて切る。

3. かんぴょうは水でよく洗い、熱湯でさっとゆでる。

4. 1枚の昆布に、ニンジン、ごぼう、インゲンをのせて巻き、かんぴょうで3か所を結ぶ。

もう一枚には、ニシンをのせ、同じようにして巻き、かんぴょうで3か所を結ぶ。

5. 鍋に2つの昆布巻きを並べ、だし汁、しょうゆ、酒、みりん、塩を少々入れる。(砂糖は好みで加える)。

昆布が煮汁から出ないように水を加え、落し蓋をして加熱し、沸騰したら弱火でゆっくりと煮る。

やわらかく煮えたら、汁を煮詰める。

6. 適当な大きさに切り分けて盛る。

 

数の子の意味とおせちレシピ

数の子は、おせち料理としてしか食べる機会がないかもしれませんが、子どもが好きな料理のひとつです。

おせち料理に入れられている由来やレシピを紹介します。

 

数の子に込められた意味

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参照:北海道・小町商店

祝い肴の一つである数の子には、めでたい意味が含まれています。

祝い肴とは、おせち料理のなかでも代表的な具材三種のことで、他のお祝い料理よりも最初に食べるのが習わしです。

関東では「黒豆」「数の子」「田作り」、関西では「黒豆もしくは田作り」「数の子」「たたきごぼう」が選ばれます。

数の子は関東・関西どちらの祝い肴にも含まれる具材で、お正月にはなくてはならないものとして重宝されています。

魚卵は卵の数がとても多いことから、子宝や子孫繫栄のいわれがある縁起のいい食材として扱われてきました。

また、”黄金色”から縁起物を表す意味もあるようです。
 

数の子とは何の魚?

そもそも数の子とは何の魚か、知っていますか?

数の子とは鰊(ニシン)の卵のこと。

昔はニシンのことを「かどいわし」と呼び、「かどの子」がなまって「かずの子」になったといわれています。

ニシンの卵巣を塩漬けにしたり、乾燥させたりしたものを塩抜きしていただきます。

数の子は、ニシンの産卵期である3月から4月が旬とされています。

お正月の時期にたくさん取れるおせち料理のメニューとしても長く親しまれているのです。

 

 

おせちレシピ

数の子と青豆の和え物

材料

数の子・・・200g
・青豆・・・1カップ
[つけ汁]
だし汁・・・大さじ4
しょうゆ・・・少々
・・・大さじ1
みりん・・・大さじ2
・・・少々

 

作り方

1.青豆はよく洗って、一晩水につける。
数の子は薄い塩水につけて塩出しし、一晩おく。

2.鍋に①の青豆大豆を入れて、歯ごたえが残る程度に茹で、水を切って冷ましておく。

3.つけ汁の材料を小なべに入れて、ひと煮立ちさせる。

4.①の数の子は水を切って薄皮をむき、③のつけ汁につける。

5.食べやすく刻んだ④の数の子と②の青大豆を和える。

 

数の子は黄色の色が鮮やかで、見た目もとてもきれいです。

重箱の中にあるだけで、目を引きますよね。

そこへ青豆をプラスすることで、さらにさわやかな彩りになります。

青豆の歯ごたえと数の子の歯ごたえもマッチして箸のすすむ一品です。